そう言ってからまたもや2人で真っ赤になる。

「いいいいいんじゃねぇの?」

「だだだだよねっ」

そう言ってからまた気まずい雰囲気。

「…ごめんね」

私の言葉に風雅がこっちを見る。

「私…風雅が好きで…
だから高木君と付き合って忘れようと思って…」

そう言うと風雅は私の顔を覗き込んで再び唇を重ねた。

「…忘れさせるわけねぇよ」

風雅はそう言うと、もう一度…

「きゃぁあああああ!!!」

びっくりして音の方を見ると、今度は…

「…おばさん…」

「…」

「きゃぁあああ!どういうことどういうこと!?あ、私もしかしてお邪魔!?」

そこで理玖がバンッと部屋から出てくる。