そう言って下の方を指差す。

「…あー…そうだね」

理玖はそう言うとじーっと外を見る。

「ねえ、理玖は百合ちゃんが好きなの?」

「えっ……?」

わあ、動揺してる〜!!

めっずらしい〜っ!!!

「好き?」

そう言って理玖の目を見る。

「…さあ」

理玖はそう言うと私からパッと目をそらした。

…好きなんだね、こういうのはわかりやすいよ…

「そっかぁ…頑張ってね!」

「…て言ったってあいつ、風雅が好きだし」

み、認めたぁー!!!

っていうかまだ誤解とけてなかったの!?