「ウザい。めちゃめちゃ。
っていうかなんで風雅のこと不機嫌にさせたわけ?最悪」

それだけ言うと階段を上っていった。

ウザいって…そんなこと言われても。

ウザいものは仕方ないじゃない?

…いい加減キレそう。

私はなんとかイライラを抑えてキッチンに入ってジュースを淹れ、

奈津のいる部屋に持っていった。