そう言って笑いあうと奈津に上がってもらった。

「飲み物いる?」

「あ、うんありがと。
結芽の部屋上がっていい?」

「うん!もちろん!」

そう言って案内する。

「ここだよ〜」

「知ってるよも〜。何回来たと思ってるの?」

「確かに」

そう言ってまた笑いあう。

部屋に入って適当に腰掛けてもらうと私はジュースを淹れに階下にいく。



「…ねえちょっと」

…眉を吊り上げた茉侑ちゃん。

…ってダジャレみたい。

「な、なに?」

「…ウザい」

へ?