「まあそういうことだから…頑張って、ね?」

「は、はい…」

私は頑張ります!と拳を作る。

おばさんはクスッと笑って、

三人でまた手を動かし始めた。


昼食を作り終えてリビングに行くとこれまた嫌がる風雅にべったりくっついた茉侑ちゃん。

痛む胸を抑えて笑顔で言う。

「お昼ご飯…できたよ」

そう言うと茉侑ちゃんはチラッとこっちを見て風雅の手を引いて立ち上がる。