私はそう言って一旦風雅の部屋を出て、勉強道具を取りに自分の部屋に入った。

ドキドキドキドキ…

まだ心臓が鳴ってる。

け、結構緊張したんだからね?

風雅はまったく気づいてないだろうけど!!

それに…まあ確かに宿題がまったくわからないっていうのもあるけど、

ほんとは風雅と一緒にいたいからなんだよ?

なーんて、こんな下心のある私なんて、やっぱり好きじゃないかなー…

私はもう一度ため息をついて宿題を片手に風雅の部屋に戻った。