高木君はそう言ってボードをパラパラめくる。

「そう?にしても几帳面なんだね〜、
そんなにしっかり書いてるなんて」

「マネージャーってこういうものだよ」

「へぇ…」

尊敬しちゃうなぁ…

私だったら絶対無理!!

「…結芽」

ドキッ!!

「あ…ふ、風雅…」

振り向くと既に着替えを終えた風雅。

は、速い…いつの間に?

って!!

「ぶ、部活お疲れ様!」

「…おー……」

む、なんか不機嫌??

「風雅、今日のノルマクリアした?」

「おー。そういや報告してなかったな」

そう言って色々報告し始める風雅。

「…了解、今日はクリアな。
じゃあ明日はちょっと増やすから」

「マジかよ、鬼だな」

「鬼って酷いな」