きゃー!もう可愛い可愛い!!

「高木百合ちゃん!ほら理玖用意してきて!」

「んー…」

理玖は適当に返事をして二階に上がっていく。

百合ちゃんはショボーン…

「ゆ、百合ちゃん!そういえばその浴衣可愛いね!」

そう言って手のひらを裏返して百合ちゃんの着ている綺麗な浴衣を指す。

「あっ、ありがとうございます!
すごくお気に入りなんです」

そう言って微笑む百合ちゃん。

くぅー!可愛いっ!

「似合ってるよ!」

「ありがとうございますっ」

「髪もそれどうやってるの?」

「あ、これは…」

そう言って丁寧に説明してくれる百合ちゃん。

きっと頑張っておしゃれしたんだろうな…