そのまま家に着いて家のドアを開ける。

ガチャ…

「あ、おかえり結芽ちゃんっ」

真っ先に出迎えてくれるおばさん。

「おばさん、ただいま帰りました!」

「あら、風雅は?」

「…告白みたいで」

いいなぁ…

「告白…風雅が…?
物好きもいるものね〜」

「ははは…」

おばさんの言葉に私は苦笑い。

「結芽ちゃんはそういう事ないの?」

「ないですね…。人生で一度も」

「えぇ!?世の中の男は何を見てるの!?」

「ははは…。あ、夕飯の用意手伝いますよ」

「あら、助かるわ♪
今日はハンバーグなの」

「やったー!!
じゃあ着替えて来ますね!」

私は笑顔でそう言うと自分の部屋に戻った。