はぁ…とため息をついて髪をかきあげる。

こいつ…ほんと無神経…。

さっきも…

スプーンでた、食べさせるとか…

ふ、普通ありえねぇだろ!

幼なじみでもそんなことしねぇよ!!

なんでかドキドキしちまったし…

ったくどんだけ無神経なんだよ!

はあっと再びため息をついて体を起こす。

すると、ドクンと心臓が鳴った。

スヤスヤと眠っている結芽のTシャツが

少しはだけて白い肌が覗く。

っ…

バカ野郎…

俺はベットを出て

結芽にバサッと布団を被せると

水を飲みに階下に降りていった。