そう言ってまたシャーペンを動かす。

「日誌、今かけるのは出来た〜」

「お疲れ。
じゃあ一条君に返して来たら?プリント」

「あー…今行ったら自殺行為じゃ…?」

「…確かに…」

風雅は今、水瀬君もろとも女子に囲まれてる。

大勢の!!!

「はぁ…モテるね〜…」

「だねー」

「結芽って一条君の親戚なんでしょ?」

「すごい遠いけどね」