「おいバカ、ぼーっとしてねぇでさっさとやれ!」

…これはないでしょ!!

「バカバカ言わないで!!」

「じゃあ早く解け。そしたら撤回してやるよ」

「やってやろうじゃない!!」

そうしてペンを動かすけど…

「それみろ言っただろ?」

「う…」

…まーったく解けません。

数学は破滅的なのです。

「はぁ…。いいか、もう一回言うからよく聞け。これで無理だったらお前のこと
一生バカ呼ばわりするからな」

う…そ、それは避けたい…

「…お願いします」

「よし。じゃあまずこれ。
…なんでこうなった?これはこれ使うんだよ」

そう言ってスラスラと解いていく風雅。

さ、さすがだ〜…