そして土曜日。
二人が来るまでに
掃除とお茶の用意をして待っていると
理玖が二階から下りてきた。
「結芽、なにしてんの?」
「あ、勉強会今日なの。
うちですることになって…」
そう言うと理玖はふーん、と言って
「…結局風雅が教えることになったわけだ?」
「うん。
教えてやるって言われたの」
…言い方はともかく、
一応感謝だよね。
「…やっぱりね。
俺もうちょっとしたら出かける」
「あ、そうなの?わかった」
理玖はうん、と頷くと上に戻って行った。
私はその姿を見送ると
ふう、と息を吐き出して
再び掃除を始めた。
二人が来るまでに
掃除とお茶の用意をして待っていると
理玖が二階から下りてきた。
「結芽、なにしてんの?」
「あ、勉強会今日なの。
うちですることになって…」
そう言うと理玖はふーん、と言って
「…結局風雅が教えることになったわけだ?」
「うん。
教えてやるって言われたの」
…言い方はともかく、
一応感謝だよね。
「…やっぱりね。
俺もうちょっとしたら出かける」
「あ、そうなの?わかった」
理玖はうん、と頷くと上に戻って行った。
私はその姿を見送ると
ふう、と息を吐き出して
再び掃除を始めた。