そう言ってまたため息をついて机に寝そべる。

「…そっか。もし風雅が嫌だって言ったなら俺が教えてもいいよ」

「……え!?ほんと!?」

思わずバッと顔を上げる。

「うん。…まあそんなことないと思うけどね」

「そんなことないよ!多分高木君に頼ることになると思う!」

「…どうだかねー…」

そこでチャイムが鳴って、授業が始まった。