-櫻井邸-

「お邪魔します」
「いらっしゃいませ、西園寺様」

そう言って私に深々と頭を下げて呉れたのは、
友樹の執事の久保さん。

「お帰りなさいませ、坊っちゃん」
「久保、俺の部屋にお茶持って来て呉れ
「かしこまりました」

久保さんはそう言って奥へと入って行った。

-友樹の部屋-

「どうぞ、いらっしゃい」
「有り難う 笑」
「適当に座って」
「うん」

私は沢山並べられてる椅子の1つに座った。