次の日、あたしは約束通り真琴とカレーを食べに来た。
「あ、英里華ちゃーん!」
英里華と呼ばれることが少なかったため、名前を呼ばれてもすぐに振り向くことができなかった。
遅れて声のする方を見てみると、昨日あたしたちの話に割り込んできた浩介が手を振っていた。
なぜかそれに真琴が手をふり返す。
「浩介君だぁ」
「おう、…名前なんだっけ」
「えー、英里華のは覚えてたくせにぃ」
真琴のぶりっ子感がにじみでている。
悪い癖だ。
「ところで、英里華ちゃん、一緒に昼飯どう?」
いきなりの誘いに困っていると、真琴があたしのことをにらんできた。
「…真琴も一緒でいいなら」
だいたい視線で言いたいことはわかった。
「わかった。んじゃ俺の友達もな」
そう言って隣に座ってきたのは眼鏡で地味で浩介とは真逆のキャラと言っていいほど暗さだった。
なぜ浩介と仲良しなのかが不思議なほどだ。
「名前は?」
さすがに聞かないと悪いと思って挨拶代わりに聞いてみると、
「優」
たった2文字でかえってきた。
しかも耳をすましていないと聞こえないほどの声で。
そんなこんなで、あべこべな4人で大量のカレーを食べることになった。
「あ、英里華ちゃーん!」
英里華と呼ばれることが少なかったため、名前を呼ばれてもすぐに振り向くことができなかった。
遅れて声のする方を見てみると、昨日あたしたちの話に割り込んできた浩介が手を振っていた。
なぜかそれに真琴が手をふり返す。
「浩介君だぁ」
「おう、…名前なんだっけ」
「えー、英里華のは覚えてたくせにぃ」
真琴のぶりっ子感がにじみでている。
悪い癖だ。
「ところで、英里華ちゃん、一緒に昼飯どう?」
いきなりの誘いに困っていると、真琴があたしのことをにらんできた。
「…真琴も一緒でいいなら」
だいたい視線で言いたいことはわかった。
「わかった。んじゃ俺の友達もな」
そう言って隣に座ってきたのは眼鏡で地味で浩介とは真逆のキャラと言っていいほど暗さだった。
なぜ浩介と仲良しなのかが不思議なほどだ。
「名前は?」
さすがに聞かないと悪いと思って挨拶代わりに聞いてみると、
「優」
たった2文字でかえってきた。
しかも耳をすましていないと聞こえないほどの声で。
そんなこんなで、あべこべな4人で大量のカレーを食べることになった。