イケメン神埼は白崎を睨み
「これ以上ここにいたら病院送りにしちゃうかも☆」
と言った後、
ニコッと笑った。
正直、そこら辺のヤクザより断然迫力あった。
白崎は
「ひぃっ」と情けない声を出しよたよた走りながら校舎へと戻っていった。
イケメン神埼はぱっぱっと自分のズボンを払ったあと力なく座った私を見た。
「お前面白くないな」
――――――。
「てことがあったの!!
まじムカつくー!はぁ??テメーにんなこといわれたくねぇっつーの!」
あのあと屋上に向かい、行き場の無いイライラを発散しています。
え、この口悪い人誰って?
私です。