「さて!晴れて婚約も出来たし!

両家に挨拶でもいきますか!!」

「「え~…」」

朱音の言葉に二人は肩を落とす。

「どうして暗くなってるんです?

婚約には欠かせないものですよ?

まさか…駆け落ちでもするおつもりだったんですの?」

希子がいう。

「許してもらえないなら…」

「何言ってるんですの優様!!

あなた様がそんなことを言うと将来が見え見えですわよ!?」

「すいません…」

「私の家からにする?

私の家だったらたぶん大丈夫だよ。」

蓮唯は笑い優にいう。

「男らしくないけど…。

そっちのほうが…助かる。」

「うん。いいよ!!」

蓮唯はそう言うと帰る準備をした。

「えっ!?今から行くの!?」

「もちろんでしょ!!」

蓮唯はそうピースをした。

「えぇ…」

「今行かなきゃいつ行くのよ?」

朱音がそう優にいう。