中からドカッ!! っという音がたくさん聞こえるが、門が開かない!
手汗半端ねぇ
闘わず待つなんて柄じゃねぇ、まだか!?
ギィー
やっとかよ!
三人で中に入ると、すげぇ数の人が倒れている
死んでる奴もいるが、ほとんどが気絶
向かってくる奴を峰打ちし、沈める
最後の一人は総司が峰打ち
まわりを見れば、白髪の優太の隣に、赤髪がいた
他の鬼面は黒髪かぁー
ジロジロ見てたら、赤髪と俺は目があった
鬼面だから、目があった気がしてるだけかも?
いや、見てるな
俺なんかしたか?
赤髪がこちらに来る
土方さんと総司も来る
「借りは返した」
赤髪の声…
「まこと?」
俺は声に出してきいた
「優は浪士組に入ると言ったか?」
質問で返された
「いや なぜだ?」
土方さんが聞き返す
「優が抜け身になろうとしているのは
浪士組の為だと思ったが… 気にするな」
~いや、気にするだろ!!
もう一度勇気出せ!
「まこと!」「睦月!そろそろ奉行所の奴らが来るらしい!」
俺の声に優太が声が被る
「うまいこと報告しろよ?」
「ありがとうございました」
鬼面たちは素早く闇に消えた…
睦月か…
まこと…あいてぇ
三人でまた笑いてぇ
泣きそうだから、上を向いたら星が綺麗だった


