「ほんまないわぁ。男子。」

「まぁ、花が話すとか…大雨になるんとちゃう!?w」
「ほんまよーw」
「…。皆ひどいよ、私めっちゃ勇気振り絞ってしゃべってみたんやで!!」
「分かっとーよ。まぁ落ち着きーや花、はい。深呼吸w」
「スー、ハーって、アホかっ!!落ち着いとるわっ」
「はいはい。そこまでー。んー、よしっ、この土曜3人で遊ばんか」
「ええやん!!遊ぼー」
「うん。」
「そんで、ゆっくり花の憧れの人について語り合ーよ」
「なっ、何言っとんの!!照 」
「じゃ、そ〜言う事で!!」
「はぁーい」
「…。うん」


私は、話したくないんじゃない。
話せないだけだ。話しかけられると緊張して頭が真っ白になる。
自分の言いたい事が言えない。学校の子は、その事を知っている人もいるけれど
知らない人もいて、誤解してしまう人もいる。りっちゃん達がフォローしてくれるけど
ずっとそういう訳にはいかない。
優馬君とずっと話さずにはいられない…