「花ー!!
起きなさい。花ー、朝ご飯冷めるよー!!!」

「ん、んー。今行くよー!!」

私の名前は、橘 花。
中学2年生です。
突然で申し訳ありませんが…

私には密かに憧れている人がいます

その人の名前は、田中優馬君です…照

優馬君は、笑顔が素敵で面白くて…(中略)←とにかく、人気者。
彼の事を言い出すと止まりません。

「なぁー。優馬君の事になるとそんな話すのにどうして他の子と話せらんかなぁ」
↑この子は、りっちゃん
「ほんまよなぁ。まぁ、話そうと言う努力はしてるやんな?」
↑この子は、ゆう
「ほら、あれ見てみ ?りっちゃん」
「ん?」

「橘ぁー。お前数学のノート早よ出してくれへん?次の休み時間までに俺が出さなアカンねんからさぁ」
「あっ、え、ぅっ、ごにょごにょ…」
「なんやて!?まぁ、早よ出してや!!」

「あーあ。男子もあんなキツ言わんでもええやんなぁ。元気出し、花」
「ほら、ノート出してきー」
「うん…」

「すみません。提出遅れてしまって」←超小声
「ほんま、なんやて!?」
「ぅっ、え、あ、あの」

ちょい待てい男子!!花がせっかく話しかけたのにそれはないわっ。どアホ!!←りっちゃんとゆうの心の声