あたしの思った通り、

あなたはあたしを愛してくれるでしょう。

だけど、

あなたとメールを重ね、気持ちが落ち着いていく内に


自分の身勝手に気付きました。

あたしと同じ歳であるあなたに、

あたしは、足枷をつけようとしているのです。

ただあたしを愛してるくれる。

何があっても、愛してくれるというだけで。



親の勧めで、少し離れたところにある学校に、来年から通うことになりました。

アパートを借り、しばらく独り暮らしをしょうと思っています。


その場所はしばらく、みんなにも教えません。

いずれ…落ち着いたら、連絡します。



ありがとうね、伊藤。


ありがとうって、言葉じゃ足りないくらい、ありがとう。



そして、さようなら。