そんなとき、一階からしんくの声が聞こえてきた。

「お姉ちゃーんっ ご飯あっためようかーっ?」


ご飯…今は何も欲しくないな…

私はしんくにそのままでいい、とだけ返事してゴロンと体勢を左向きに変えた。