美海に屋上に連れていかれた。


屋上には冷たい風が自家で当たる。



身も心も寒い。


そう感じた。




「嬉しいなぁ。桜井さんよりあたしを選んでくれて。」



ニコッと目を細めて笑う美海。




ますますイライラが募ってきた。




「別に。お前のことなんか好きじゃねーから。」




これっぽっちもな。