はぁぁ〜〜〜………。


どーしよ…??


いや別に、仮にあたしと嵐が同じ部屋で過ごしたとして何も起きないとは思うけどさ。

結論じゃなくて同じ部屋でってことに問題が………。


あれ………??

でも前一緒にあたしの部屋で寝ちゃってたんだっけ………。

いやあれは事故。そう、事故だ!!

まぁそれは置いといて、やっぱダメっしょ!!

付き合ってる訳でもないしね!!!!



「菜子。」

『はいぃぃいっ??!!』



び…ビックリしたなぁもうっ!!!!

気配無かったよ気配!!!!!!

あたしが色々考え込んでる内に嵐はもうお風呂から上がったらしい。



「…嫌??相部屋。」

『ぇ…………。』



最近一緒に過ごす時間が増えたせいか、前より嵐の無表情な中での微妙な表情の変化が何となく分かる。


今は何かちょっと悲しそうな感じ―――??


そんな表情されたらさ……



『別に……嫌、って訳では………ないけど…。』

「なら良かった。」



普通の無表情に戻った嵐。







こ……断れないじゃんかぁ〜〜っ!!!!!!







結局嵐と相部屋する羽目になってしまった。