そして、夜中になった。


「胡桃ちゃん、ここの裏口から出れば逃げられるから。

そのまま、家に帰るんだ。」


「ありがとうございます!」


私は、裏口からでてそのまま走った。



夜中に走るのはやっぱりきつくて、真っ暗だった。



ようやく家に着いたと思ったら、玄関前に誰かいた。