「それまでは、ここにいてね。」


私は頷いた。



「てゆうか、響が弁護士ってのは納得行くけど、輝也兄貴が俳優って……。

ぷぷっ。

やばい、想像しただけで笑える。」


隆さんが爆笑しているにも関わらず、響さんは無表情だった。



一方、輝也さんはとういと



ボコッ。


「いってーっすよ!兄貴!」


輝也さんは隆さんを叩いて、顔を赤くしながら怒った。


照れてるのか、怒ったせいなのか、顔が赤い理由がわかんなかった。



「隆こそ、その顔でパティシエはねぇな!
ぷっ!」



あれま、輝也さんも爆笑しました。



「うるせーっすよ!」



隆さんも顔を赤くして怒った。