もう、なんなの。 朝からこんな目に会わなきゃ行けないなんて。 すると、先生の隣にいた男の子が私のそばまでやって来た。 「もう一度、紹介するよ。桐沢 蓮( きりさわ れん)です。 よろしくね、愛村さん。」 桐沢くんがニコッと笑うとクラスの女の子たちが騒ぎだした。 「よろしく………。」