「なんで!?なんでいつもこうなん!?よくわかんない理由でふられるん!?なにがそんなにだめなん?なんで…?」

自分で言ってて悲しくなる。
涙腺が緩み隣にいるゆかが頭を撫でてくれる。
何回目かな…ゆかにこうやって頭を撫でられるのは。

「ゆかぁぁぁぁ!!!うわぁぁん!」

「はいはい、よしよし。いーこいーこ。お前は私の大切な親友だよ。」

「うぅ…っ、うえっ、く、ひぃん…」

わたしはゆかの胸に飛びつき、泣いた。



ゆかはしっかり者で、私とは違う。
婚約者もいて、仕事もできて。
ゆかがいるから私はちゃんといられる。
ゆかのおかげで私がいるようなものだ。
一番の理解者。


ごめんね、ゆか。

いつもこんなんで、泣いてて。

ごめん。


ありがとう。




そんなことを考えてたら
頭がポーッとしてきた。