「ゆかちゃん、奏汰くんのポッケからなんか落ちた」

「ひろってくれば?」

「ん、、」


そう言われて私はそれを拾った

「あ、あのっ」

私がそう呼びかけると、
奏汰くん含めた数人が振り返った。

「お、落としました」

「あっれぇ?これさっき奏汰が告白されてた時に渡されてたやつじゃん!」

そういってからかってた人は笑った。
すると奏汰くんとやらは
とてつもなく不機嫌そうな顔をした。

「あんただれ?別にこんなん拾わなくてええやろ。」

この時の奏汰はとがってたなぁ。