「おっ、来た来た」

「心愛ちゃん!」

「……」

部屋の中には、涼介さん・至流婆さん.阿修羅さん達が居た。

「こ、こんにちは」

私たちはそれぞれ挨拶するけど、優だけは何も言わなかった。

「近くにある席に、みなさん座ってください」

楓さんに言われ、私は目の前にある椅子に座った。

「まず始めに、それぞれ自己紹介してもらいます。知っている人も居るかもしれませんが、念の為にという事で。その後は、今後について話します」

「今後の予定か」

私たちって、最初何するのかな?

やっぱり、歌ったり踊ったりするんだよね?

「じゃぁ、 COSMOSのの涼介さんから、お願いします」

「どうも、知ってるかもしれないけど、改めましてリーダーの紅坂涼介です。よろしくね」

涼介さんの瞳の色は、いつも通りの青色だった。

「次は俺っすね、俺は猛冥院至流婆っす、よろしくっす」

「酢雲曩阿修羅だ」

この時、優は阿修羅さんを思いっきり睨み付けていた。

その視線に気づいた阿修羅さんも睨み返す。

「こ、この二人は……」

「一体何があったのか」

その後、私たちが順番に名前を言っていった。