「清水 柚空ちゃん」





急に後ろから声をかけられ振り返ると知らない男の子が立っていた





「ん?なに?」




「ちょっと話があるんだけど、放課後中庭のベンチで待ってる」





それだけ伝えると男の子は去っていった





「柚空あいつのこと知ってんの?」




「んーわかんない!」





「告白じゃね?」





どーすんの?って涼介に冷やかされたけどあたしは特に気にしてなかった





だってあたしには勇吾がいるし