30分ほど無言のまま車を走らせた
「ついたぞ」
柚空は窓の外を見て不思議な顔をした
多分ついた場所が自分の知らないところだからだろう
俺は柚空の手を引き歩いた
ガチャ
「入って。ここ俺の家だから」
柚空は黙って中に入った
ソファーに座らせると俺はコンビニで買った消毒などを取り出した
もしものために、柚空を探してたときに買ったものだ
「ちょっと染みるだろうけど我慢しろよ」
俺は柚空の口の横の傷に消毒液を塗った
柚空は染みたのか少し顔が引きつったが終わると小さな声でお礼を言った
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…