「お兄ちゃんっ!!」

当麻ははっとして、体を起こした。

そこは探偵社の自分の机。

夢……。

「お兄ちゃん。大丈夫?うなされてたけど」

日向が心配そうに当麻の顔をのぞきこだ。

当麻は自分の手のひらをみた。

汗がびっしょりついている。

額からも大量の汗が頬を伝う。