その様子を見て、優衣は優しく当麻の背中をさすった。 「大丈夫ですか?大分うなされてたみたいですけど」 そう言って優衣は当麻の額の汗を拭き取った。 「……俺さ。みるんだよ」 「みる?」 何を? そんな優衣の疑問に答えるように当麻がフッと笑った。 「人が死ぬ、予知夢だよ」