優衣は恐縮して、深く頭を下げる。

「和樹様がお待ちしております」

脇田が案内しようとするのを当麻が止めた。

「脇田さん。」

「はい?」

「アイス、あります?」

当麻がニヤッと笑いながら聞いた。