「アイス、食べたい」

「我慢してください!!」

優衣が怒鳴った所で、頑丈な門が開いた。

出てきたのは大柄でサングラスの男。

一目みたらSPとしか思えない。

「コッチニコイ」

片言で男が玄関まで当麻と優衣を案内する。

玄関には初老の執事と二人のメイドがいた。