あ......もしかして昨日助けてもらったから......?






すると、向こうから小山くんがやってきた







「美生ー今日は買い物いく?」






「行く。」







「俺も行っていい?」






「好きにすれば。」






「じゃあ行くね!!!!!!」







............ん???







この二人、なんとなく前よりも仲良くなってる気が......。





さっきも呼び捨てだったし......。






「あ、奏に言ってなかったけど、私と小山、付き合うことになった。」






..........................................。







..........................................。








....................................え!?!?!?!?!?!?!?!?!?






「えっちょっとまって......え!?!?」






「そんな驚く?」






「驚くでしょ!!!!えっいつから???」







「んー海行った日から。」







そ、そんな前なの!?






「ごめん、言うの忘れてた。」






いやいやいや......。





忘れてたの!??!?!?





「私まだ現実理解できない......小山くん伊吹が好きだったんじゃないの!?」






「......えっ!?!?な、なにそれ!?俺ホモじゃないよ!!!」







「わ、私てっきりそうなのかと......美生も小山くん好きだったの!?」







私がそう聞くと、美生は顔を赤くして、







「恥ずかしいからやめて。」






と言った。







な、な、なんか..............................







「おめでとー!!!!!!!!」







そっか、2人、付き合ってるんだ......。






しかもあの海の日に......。






へえ..................




「あんた、顔ゆるいよ。」






「だって~美生も小山くんもお似合いだもん~。えへへへへ。」





「だろ!?やっぱそう思うだろ!?だよなー俺達お似合いだもんなー。」





そう言って小山くんは美生の頭をクシャクシャと撫でた。






「うるさい。」





恥ずかしそうにそう言う美生。








なんか、可愛いなあ。