奏side





「ただいまー。」






伊吹が帰ったあと、私達もすぐ解散した。






「おかえりー奏。もう少しでご飯だから着替えてらっしゃい。」






リビングに行くとお母さんにそう言われた。





既にお父さんとお兄ちゃんはソファーに座っていた。







部屋に行き、着替えてからリビングへ行く。






「わー美味しそう!ビーフシチューだ!」





ん~いい匂い!





「ほら食べるわよ!あんたたちも座って!」





ソファーに座っていたお父さんとお兄ちゃんも、ダイニングテーブルの椅子に座った。