「で?どんな奴なの?」 興味なさそうなフリして聞いてくるんかい! 心の中でそうツッコミながらもあたしは答える。 「んー、なんかモテの塊みたいな人。好青年っていうか。」 まあ瑞生だって外面はそんなもんか。 「それはあれだ、告白する奴間違えたんだろ。するときになって気づいたけどここまできたら後に引けない!って感じの勢いで告っちゃったんだろうなー。」 「よくもそんなペラペラと…。」