いきなりそんなことを言ったからか。

それはそれは、写真に収めておきたいくらいびっくりした顔を一瞬だけ向けた。


だがすぐに興味ないとでもいうように視線はゲームの中へと戻った。




「ふーん、物好きもいるんだな。」




結局は予想通りの答えが返ってきた。


もっと違う反応が見たかったのに、と思いながら、あたしもまたゲームに集中し始めた。




「失礼な。まああたしもそう思うけども。」




ほんと、なんでこんな可愛げの無い奴が好きなんだか。