兄「まぁ、お前を助けられたし良しとする

か!」

「?」

兄「ふぅ、いいか?

お前は、狙われているんだ」

「?」

兄「ごめん、わからないよな

お前の血は、涙は、体は、全部

妖怪、悪魔、吸血鬼みたいなのの餌なん

だ」

「え・・・餌?」

兄「安西家では、双子が生まれたとき

つまり、俺とお前が生まれたとき

片方がちゃんとした安西家の血を受け継ぎ、

そして、もう片方が


































生贄となる・・・らしい」