ふーん♪面白そうじゃん！
変な時期に来た変な転校生。ニヤッと笑ったのが自分でも分かる。

それを見ていた後ろの席の親友春川　郁斗
ﾊﾙｶﾜ　ﾕｳﾄが周りに聞こえないように話かけてきた

「なにニヤけてんだよ～？もしかして心ちゃんに興味湧いちゃった？」

こいつとは小学校の頃からのつきあいだから俺が思ってることは大体分かっているらしい。

「まぁな♪面白そうじゃん！興味湧いてくるよ♪」

「そっかぁ〜、まぁ、予想はしてたんだよ～なんとなく〜」

そんなことまで分かるとかお前は超能力者かってんだ。

「まぁ、そーゆーことだから。手出すなよ？」

「大丈夫大丈夫！なんか手伝えることあったら言えよ！情報収集は任せろ☆」

「おう♪頼んだ！」

俺がそう言うとスキップしながら教室を出て行った。きっと女教師のところへ行って情報を聞き出してくるのだろう。