あー・・・顔あげちゃったっ・・・・





恥ずかしさで増す顔の赤み。


「掃除・・・当番だったからっ・・・」



あー、なんでこんなに詰まってるのー!!


今は、何をしても自分を否定して恥ずかしさで撃沈するしかなかった。



「そっか、もう暗いから一緒に帰ろう?」



いつの間にか地平線に陽は沈み、一番星が出てくるころになっていた。



「うん、えっと、」



「・・・ここも、忘れてしまった?」



・・・?


「・・・何でもないよ、どうしたの?」


「あ、えっとね、ありがとう」


「・・・構わないよ。さあ、帰ろう。」