―――





「・・・・」







「・・・・・」







「「「・・・・・」」」





そういえば、と周りを見渡すと





慧と私を除いた皆が黙って事をみていた。






「えっと・・・大丈夫・・・?」





あまりにも静かだから茉緒と那都の体を揺さぶってみる。



周りの皆も黙ったままだ。




見渡しながら、また慧のことを探していた。



だけど・・・




慧はいつの間にか教室から姿を消していた。