透き通るような声。



低い声だけど、すごく安心できるような声。






なぜだろう、どこかで・・・・






「君、名前は?」





「名前・・・・?」







声のするほうへ顔を上げる。





そこには










『きれいなひとみ』の彼が私の肩を強く強く握っていた。