そして夏休みに入ったある日、今日は地元の角谷神社のお祭りで....。
周りにいるのは仲の良さそうな恋人同士ばかりで、私と林原くんのような『ニセカップル』はいくら探しても見当たらない。
本当に相思相愛で、一緒にいるだけで幸せ、みたいな人達ばかりで。
ひねくれた私にはひどくまぶしくて、輝いて見えた。
大人が聞いたら笑うかもしれないし、悪いのはお前だと呆れるかもしれない。
だけど、この年の角谷神社のお祭りは行かなかった。行っても辛いだけで、孤独だと再認識するだけだから。
家でこもって自作漫画を描きまくった。
そうする事で全て、全て無かったことにしようとした。
まるで、消しゴムで消すように、林原くんとのことを白紙に戻そうとしたんだ。
そんな感じで中学校二度目の夏、様々な思いを抱えて悩みこんだ夏は過ぎていきましたー...。
周りにいるのは仲の良さそうな恋人同士ばかりで、私と林原くんのような『ニセカップル』はいくら探しても見当たらない。
本当に相思相愛で、一緒にいるだけで幸せ、みたいな人達ばかりで。
ひねくれた私にはひどくまぶしくて、輝いて見えた。
大人が聞いたら笑うかもしれないし、悪いのはお前だと呆れるかもしれない。
だけど、この年の角谷神社のお祭りは行かなかった。行っても辛いだけで、孤独だと再認識するだけだから。
家でこもって自作漫画を描きまくった。
そうする事で全て、全て無かったことにしようとした。
まるで、消しゴムで消すように、林原くんとのことを白紙に戻そうとしたんだ。
そんな感じで中学校二度目の夏、様々な思いを抱えて悩みこんだ夏は過ぎていきましたー...。