ムダに目立って恥ずかしかった笑笑''

その後の清掃の時間も適当にやり過ごして、放課後、やっぱりC組で居残っていた。

頑張ればなんてことない漢字プリントで、でもやっぱりC組には読者がたくさんいて...。

その日も例外じゃなく、頼まれていた自作漫画を依頼人(?)に見せていた。

すると、横から奏人が来て、「どれどれー見してー笑」なんて言う。

...えっ、読む気...!?

中1の画力でお世辞にもうまいとは言えなかった漫画を、奏人は、読んでくれるらしくって....。

びっくりしすぎて言葉が出なかったウチをよそに、のんびりと自作漫画を読み進めていく奏人。