教室を出る前に「ゆーーーっくり部活に来ていいよ?」って言われて。

「え、でも....っ」と言うと「ゆっくり来いや。」と言われて。

そして、その子はピシャリと戸を締めると、消えていった。

....悔しいけど、こんなことばかり続くとメンタルもやられてきて、泣いてしまった。

.....冬休みが始まる頃までこんな状況が続いた。

そして冬休み初部活の時、先輩方から『ファンレター』なるものをもらって、とってもとっても嬉しかった。

そんな形で、漫画家、という夢を応援してくれるごくわずかの存在、いわば、読者が私を支えてくれていた。

先輩がいなかったら、きっと、中1の冬で美術部は辞めてただろうなぁとさえ思う。