ぼー然としてた。私はどうしたらいいの?って。

奏人に会えなくなって、夜も眠れないほど不安で、何回も何回も奏人のこと考えて泣いて.....。

それで、せめてプロフィールくらいは書いてくれるかな、と思って渡したのに、自分で書かず菜乃花に書かせ、しかも私は知りません....。

我慢の限界が来ようとしていた。

さすがにキレて、その日は一応受け取ったプロフィールを手に図書室を後にして。

親の迎えを待つ余った時間は正門前で待ってて、でも少し泣いてしまって。

「奏人のばか....」そうつぶやいたけど、その声は虚しく空に響いた。

本当に恋人同士なの?そう思う。